シーボルト先生(3)その生涯及び功業の言葉の意味

わが国蘭学史研究の礎を築いた呉博士の大著の覆刻。
熱意と才識をもって日本研究を推進し、悲劇的に追放された“巨人”シーボルトと、彼とともに刻苦して洋学に光をともした人びとの伝記。
最終第3巻は、70から78、シーボルトの門人、および交友のあった人びとを記す。
巻末に総索引を付す。
300年近い徳川幕府為政下の江戸の地理の沿革、風俗の変遷、事物起源、巷談、異聞など百般にわたる見聞記。
江戸時代の考証・研究に欠かせない著作の普及版。
第2巻は、寛政元年(1789)から明治6年(1873)まで。
斎藤月岑関係略年表、総索引を付す。
天明3年(1783)、 30歳で故郷三河を出発し、 信州から東北・北海道までを巡歴、後半生を旅に送り秋田で没した稀有な旅行者が、常民の生活と民俗をつづる遊覧記。
最終第5巻は、文化6年(1809)から12年の死去まで。
能代から八郎湖畔に移って男鹿半島各地に遊び、久保田(秋田)城下に住んで付近をくまなく歩く。
地誌を含む11編。
巻末に菅江真澄著書目録を載せる。
古代末期という激動の時代に、貴族世界にとどまらない開かれた精神がとらえた、日本への仏法渡来と伝播の物語。
インド・中国・日本の貴賎老若男女が、生々しいエネルギーにあふれて登場する。
第6巻は、巻第二十九(本朝・悪行)、巻第三十・巻第三十一(本朝・雑事)。
巻末に池上による解説を付す。
元旦の若水汲みから大晦日の除夜祭まで、明治の東京を彩った年中行事のかずかず。
『万朝報』の記者紫蘭が筆をとった巧みな探訪記事を集成した本書は、現代の騒音をしばし忘れさせる。
第2巻は、六月暦から十二月暦、付録に「東京電車八景」など世相記事を載せる。
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